特別編

~特別編~ 武内先生NEW

産婦人科医──それも内視鏡手術に携わる者であれば、武内裕之先生のお名前を知らない方はいないでしょう。婦人科内視鏡手術の発展に大きく貢献され、技術認定制度や研修会のカリキュラム策定にも深く関わられた先生です。私もその一端を担わせていただきましたが、産婦人科内視鏡分野において、武内先生はこれからも長く名前を残す方だと思います。 日本産科婦人科内視鏡学会では、技術認定制度で高得点を収めた医師に授与される…

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~特別編~ 落ちこぼれ医師としての再出発NEW

前回、帝京大学市原病院のリハビリテーション科を途中退局したお話をしました。回顧録としては第1章の補完となります。第2章では恩師・武内先生との出会いを記しましたが、その前にもさまざまな出来事がありました。今回は、第1章と第2章の間を埋めるお話をさせていただきたいと思います。 リハビリテーション科では、一応内科的な研修は受けましたが、通常の医師とは異なる研修であったことは否めません。リハビリテーション…

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~特別編~ なぜ、リハビリテーション科だったのか?

回顧録の第1章では、私のルーツと、当初リハビリテーション科に進んだことを記しました。前回はそのルーツについて補足しましたので、今回は「なぜリハビリテーション科を選んだのか」について少し掘り下げたいと思います。 私が卒業した順天堂大学には、当時リハビリテーション科がありませんでした。学生時代の講義は東京大学の先生が出張して担当されており、「いつか順天堂にもリハビリテーション科ができるのであれば、まず…

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~特別編~私のルーツ

回顧録では、医師になってからのお話が中心でした。ただ、その背景として「どこで育ったのか」をお伝えした方が良いと考え、今回はそんなお話をさせていただきます。 私は自覚していますが、イデオロギー的にはやや左寄りだと思います。理由は明確で、私が高知県四万十市の生まれであり、私が小学生だった当時の高知西部は日教組が強く、共産党の影響力が非常に強い地域だったからです。そのため、軍国主義を想起させるとして給食…

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回顧録こぼれ話

院長ブログでは、月曜と金曜に私の回顧録を掲載してきました。大学時代から現在のメディカルパークみなとみらいに至るまで、多くの恩師との出会いと別れ、そして異動の連続──その歩みをまとめたものです。 タイトルは、最終章でご紹介したように 『幸せになるという約束──落ちこぼれ医師のセレンディピティ』  といたしました。 毎週水曜には、私の勝手な思い込みをベースにした(笑)エッセイを掲載しておりま…

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~特別編~ 第22章(あとがき)──静かに選んだ道の先で

振り返れば、私の医師としての歩みは、決して計画されたものではありませんでした。落ちこぼれとして産婦人科に拾っていただき、その後も、偶然の連続のような日々でした。ただ、その偶然を偶然のままにせず、「何か先につながるものはないか」と考え続けてきたことが、結果として今の自分を形づくってきたのだと思います。 若い頃、私は教授になることを自然な目標だと感じていました。その背景には、志半ばで倒れた師匠の存在が…

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~特別編~ 第21章:おまけの章──The Prime of Life

さて、小説家になってしまった私の後輩が、産婦人科を舞台にした小説を書いています。以前にも触れましたが、その中には、私をモデルにした「海崎先生」が登場します。ひたすらに突っ走っていた頃の私──今では懐かしくもあり、少し恥ずかしくもあります。しかし、小説の中の海崎先生は、あの頃の私そのままに、生き生きと、そして眩しいほどの熱量を持って存在しています。 私が好きな曲のひとつに、松岡直也さんの The P…

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~特別編~ 第20章(最終章):エピローグ──幸せになるという約束

私の人生は、気がつけばもう後半を過ぎ、静かにエピローグへと向かっています。振り返れば、私は決してひとりでここまで来たわけではありません。むしろ、数え切れないほど多くの方々に支えられ、導かれ、背中を押されてきました。 落ちこぼれとして始まった私のキャリアは、師匠や恩師、先輩、後輩、そして家族──そのすべての存在によって形作られてきたものです。とりわけ、もう言葉を交わすことが叶わない方々。感謝を伝える…

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~特別編~ 第19章:メディカルパークへ──そして後輩からの助言

下関で生殖医学会がありました。私は浦安プロジェクトについて発表し、降壇したとき、他の先生方からの質問に紛れて、医師ではない方がひとり近づいてきました。名刺を差し出し、「お話があります」と。リクルートの方でした。多くのオファーをいただいていた中で、わざわざ現地まで来られた方はいませんでした。その時点では具体的な法人名は明かされませんでしたが、その熱意に打たれ、私はメディカルパークへの移籍を決めました…

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~特別編~ 第18章:その先の未来へ──働き方改革の提案

がむしゃらに働いていた私ですが、それなりに評価してくださる方々は多かったようです。実際、私のもとにはさまざまなオファーが届いていました。大学の教授選、他院の院長職──いわば“売り時”だったのかもしれません。 理事長からのご指示で、教授に昇格させて大学に残す案もあったと聞きました。学部長からその話を直接伺いましたが、私の気持ちは揺らぎませんでした。というのも、大学に残る限り、この恐ろしく多忙な生活は…

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