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培養室

採卵から卒業までの最短フロー:検査から治療の進め方

今年の6月に当院の公式LINEより、「当院の通院環境に関するアンケート」を行いました。

当院へ通院中の皆様、ご卒業された皆様、アンケートへの回答ありがとうございます。

アンケートの中でも「採卵から移植までの流れを早くに知りたかった」というお声を多くいただきました。

そこで今回は、採卵から移植までの流れについて詳しくご紹介したいと思います。

採卵から胚移植までの最短スケジュール

まずは、全体の流れを下のカレンダーにてご覧ください。採卵から卒業までの最短スケジュールになります。

①採卵周期

1.月経3日目

月経3日目に来院し採血とエコーを行います。この時、今周期に採卵が可能かを確認します。採卵に適した状態でなければ、次回の月経3日目に改めて来院していただきます。

2. 月経8~10日目

月経8~10日目に来院し採血とエコーを行います。この時卵胞の大きさを確認し、発育が十分な場合、約2日後が採卵日となります。また、十分でない場合は、月経12~13日目に来院していただき採卵日を決定します。

3.採卵日

 8時30分~9時に来院し採卵を行います。

 採卵後診察がありますのでだいたいお昼ごろに終了します。

4.採卵日から1週間後以降に培養報告の結果を聞きに来ていただきます。

 凍結胚を得られた場合は②に進み、得られなかった場合は再度採卵を行います。

➁子宮鏡(任意)

培養報告時に月経が来ている場合、特に問題がなければその日に予約を承ります。その周期の6~10日目の間に実施し、当日結果説明を行います。月経が来ていない場合はお電話で予約を承ります。

➂内膜炎検査(任意)

月経9~12日目の間に実施し約2週間後に結果説明となります。

Information

②と③は任意の検査項目です。検査で子宮内膜ポリープや慢性子宮内膜炎などがわかった場合、治療してから移植する方が妊娠の可能性を高められます。

より良い環境で移植を行うため、当院では移植前に検査を受けていただくことをおすすめしています。

④移植周期

1.月経3日目に来院し採血とエコーを実施します。この時、今周期に移植が可能かを確認します。もし移植に適した状態でなければ、次回の月経3日目に改めて来院していただきます。

2.月経10日目に来院し採血とエコーを実施します。この時内膜の厚さが十分の場合移植日が決定します。

3.移植日

当日14時頃に来院し採血実施後移植を行います。

また、移植後に診察室にて報告書をお渡しします。

4.妊娠判定日

3週5日を目安に来院し採血を行い妊娠の有無を確認します。

5.妊婦健診

5週3~6日に来院し胎嚢の確認をします。

この時、問題がなければ次回卒業となりますので妊婦検診・出産病院を探しておいてください。

6.卒業

6週4日以降来院し赤ちゃんの心拍が確認できましたら当院卒業となります。

まとめ

全体の流れは、このようなスケジュールになります。

問題なく最短スケジュールで進んだ場合でも、約3ヵ月かかります

実際に患者様からは「こんなに時間がかかるんですね」と言われることもあります。

しかし、検査や治療の状況・お仕事の状況・プライベートの状況によって、さらに時間がかかる患者様がほとんどです。

「約3ヵ月で終わる」と考えず、余裕を持ったスケジュールを考えていただくことをおすすめします。