初孫誕生
なんと、このたび私に初孫が誕生しました。長男に子どもが生まれたのですが、正直なところ、まだどこか現実味がありません。「私のような者にも孫が来てくれたのか」と思うと、ただただありがたく、不思議な気持ちになります。
孫ができるということは、同時に自分がそれなりの年齢になったという事実を突きつけられる瞬間でもあります。老いは誰にとっても避けられず、受け入れていくしかありませんが、いざ本当に孫が生まれると、「残された人生で何をすべきか」を改めて考えさせられます。
以前もこのブログで触れましたが、生物である以上、死から逃れることはできません。永遠の命を望むのは古来からの儚い夢であり、叶わぬものです。だからこそ、人は自分が生きた証として、何かを残したいと願うのでしょう。後進の指導をしたり、論文として知見を残したりするのも、その一つの形だと思います。
そして、生物としての本能的な願いとして、自身の遺伝子を次世代へと引き継いでほしいという思いがあります。子どもたち、そしてその先の世代へと受け継がれていく命の連なり。その象徴として、孫という存在があるのだと感じます。
もちろん、普段からそんな大げさなことを考えているわけではありません。それでも、孫の誕生という出来事は、否応なく様々な思いを呼び起こすものです。
昔、「孫は可愛い」と歌った演歌がありましたが、正直なところ、今の私はまだその実感がありません。可愛いかどうかすら、まだよくわからない。ただ、ただ一つ願うのは——元気に育ってくれればそれでいいということです。


