機動戦士ガンダムと新世紀エヴァンゲリオン
この二大アニメ作品は、放映時期も時代背景も異なりますが、私にとってはどこか似た位置づけにあります。どちらも当初はリアルタイムで観ていなかったのですが、後に深く惹かれた作品です。
共通点は、どちらも「友人に勧められて見始めた」ということ。私は高知出身で、当時『機動戦士ガンダム』は通常の時間帯では放映されておらず、人気が出た後に早朝枠で再放送されていました。朝が苦手だった小学生の私には、早起きしてテレビを観るのは難しく、流行には少し乗り遅れていました。そんな中、友人がビデオに録画したガンダムを見せてくれたことがあり、そこから興味が湧いていきました。
誰かに録画を見せてもらうと、必ず解説が入ります。良くも悪くも、ただ流して観ることはできず、場面ごとにビデオを止めて「ここがすごい」と説明される。初見なのに、いきなり深い考察を聞かされながら鑑賞することになったのです。
『新世紀エヴァンゲリオン』も同様でした。医学部の同級生で精神科に進んだ友人が、これもまた解説付きで見せてくれました。ご存じの方も多いと思いますが、エヴァンゲリオンは心理学的な要素が非常に強い作品です。その友人の専門的な視点も加わり、私はすっかりハマってしまいました。
どちらも歴史に残る名作だと思います。多くの人はアニメを「なんとなく見始めて、気づけばハマっていた」という流れで楽しむのかもしれませんが、私の場合は最初から“解説付き”で深く入り込むことになりました。それが良かったのか悪かったのかは分かりませんが、作品の奥行きを最初から味わえたのは貴重な体験だったと思います。
今も両作品はリバイバルや新作が続いています。どちらも、時代を超えて考察する価値のあるアニメです。まだ観たことがない方は、ぜひファーストシリーズからご覧になることをおすすめします。

