【お知らせ】妊孕性温存における施設認定

 兼ねてより準備をしておりましたが、先日を以てメディカルパーク横浜は、日本産科婦人科学会より「医学的適応による未受精卵の採取・凍結・保存施設」としての認定施設となりました事を報告致します。

 ここで言う医学的適応とは、化学療法や放射線治療など、悪性腫瘍(がん)の治療を行う前の対応の事を示します。がん生殖とも表現されます。

 メディカルパーク横浜は、神奈川県内のクリニックとしては唯一の認定施設となっており、県内のネットワークの中で、大学病院と協力しながら責任をもって技術提供を行います。

 院長の菊地は、若年がん患者の妊孕性温存に関するガイドライン作成委員や、がん生殖医療学会理事を歴任しております。僭越ながら、私たちの経験と技術で少しでも悩める患者様に貢献できるよう邁進させていただきます。

     

 9月より開始した”不妊に関する日帰り院内手術”も中々予約が取れない状況となっております。ご希望の方にはご迷惑をおかけしておりますが、一方で間接的に当院への期待値を感じます。

 このような流れを受けて、HPコンテンツを一部拡張する事となりました。

*当院でできる診療の詳細を拡張し、がん生殖も含め、よりイメージし易いようにします

*通院患者様への参考情報・安心材料となるべく、最新の治療成績に更新し、加えて診療実績をオープンにさせていただきます

今しばらくお待ち下さい。

 国と共に不妊治療の在り方も変わりつつあります。私たちも変化を求められているのかもしれません。引き続きご愛顧宜しくお願い申し上げます。