培養室

【お知らせ】性教育youtuberの方が来所されました

 今回は完全な雑記になります。昨日、当院へyoutuberの方が取材にいらっしゃいました。勿論真面目なコンテンツで「性と生殖に関するもの」と伺っています。 *内容についてはネタバレを避けるため多くは触れませんが、編集後youtube上に公開となるかと思います。  培養室内も取材対象となりまして、短い時間ですが技術の1つとして卵子凍結をご紹介させていただきました。  過去に日テレ取材班より卵子凍結に…

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【基礎内容】受精機構について

当院では胚が凍結できた周期に、患者様に↓のような紙をお渡ししています。 ここに書いてある『正常受精』とはどのようなことなのか、受精機構の説明をもとに採卵後から凍結までを含めて説明したいと思います。     まずは、採卵された後から、精子と出会う前の培養中に起こっていることを説明したいと思います。 下の図のように、採卵された卵子には、受精が出来るMⅡの卵子の他に未熟であるGVやMⅠが取れることがあり…

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●ブログのまとめ●

当コンテンツをご覧いただき誠に有難うございます。1年かけて、ブログや、病院からの発信情報が増えてきましたのでここで一度整理したいと思います。 基礎内容  当院で行われる不妊検査・人工授精・体外受精や不妊治療に関する基礎情報などをイラストや図と共にご紹介しております。 設備技術紹介 当院が採用している設備や培養室の特徴、オプションサービスなどを写真と一緒にご紹介しております。 お知らせ  当院からの…

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【設備技術紹介】ピエゾICSIのお話

 今回は当院で行われている従来のICSIとピエゾICSIについてお話します。従来法についてはconventional-ICSIと呼ばれますが、以下“従来”と表記します。 受精方法 以前少しお話しましたが、受精方法には以下の2つの方法があります。 元気な精子がたくさんいる場合に行う方法。 元気な精子の量が少ない場合に行う方法。  元気な精子が少ない場合、IVFを施行しても精子が卵子の中に入れず受精に…

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【お知らせ】培養液アップグレード

 メディカルパーク横浜では培養液のアップグレードを行います。世界最先端の培養液の1つであるGM-CSF含有培養液を採用します。GM-CSFについては過去のブログで他スタッフもご説明させていただいておりますのでご参照ください。 過去ブログはこちら     この培養液におけるメリット、デメリットは次の通りと言われております。 メリット デメリット 免疫細胞を増やし、着床・妊娠維持を促す細胞数を増やし、…

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【お知らせ】卵・精子の凍結保存管理について

 2020年の5月で開院1年目に入ります。今後、凍結保存検体の保管期限(1年)満期に該当する方がいらっしゃるかと思います。 お渡ししている凍結記録用紙にあります通り、当院からは満期のご案内を行っておりませんのでご注意下さい。 詳細は《こちら》をご確認のうえ、お手続きの程宜しくお願い致します。         ...ちょっとお話が変わります。  体外受精を受けられた方で、診察時にUSBを受け取られる…

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【お知らせ】治療成績について

 メディカルパーク横浜はもう直ぐ開院1年になります。当院の治療成績を知りたいというお問合せも多くいただきましたので、年末のデータを更新し、ここまでの治療成績をまとめましたので、こちらでご紹介致します。     胚盤胞到達率については報告される全国平均値は30~40%となり、妊娠率については34~39%となっています。データ上、体外受精を受けられる患者年齢が多い37~39歳辺りまでは移植あたりの臨床…

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【設備技術紹介】GM-CSF含有シングルステップ培養液

      今回は着床促進、流産予防にアプローチするGM-CSF含有シングルステップ培養液についてお話します。  流産や反復着床障害の原因としては、ほとんどが受精卵の染色体異常、または子宮内膜の問題、そして受精卵に対する母体からの拒絶反応があります。 ここでお伝えするGM-CSF(顆粒球マクロファージコロニー刺激因子)は受精卵を受け入れ、妊娠継続を手助けすると考えられています。もう少し難しい言葉で…

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【お知らせ】新年度を迎えて

 新年度を迎え、入学式・入社式等の門出を祝う季節になりましたが、 新型コロナウィルスの影響により多くの方が自粛要請のもと、窮屈な生活を余儀なくされる状況になっています。    コロナについての感染力や潜在的リスクについては不明となりますが、医療行為における感染管理については国立感染症研究所より次のような報告がなされています。   なお、COVID-19 の疑いに関わらず、原則として以下は常に行うべ…

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【基礎内容】IVFについて

 体外受精(IVF)とは、女性の卵巣内から取り出した卵子を体外で受精させる治療のことです。1978年にイギリスではじめて挙児が報告されました。  日本産科婦人科学会の発表によると、IVFによって国内で2017年に5万6617人の子どもが生まれたと発表されました。これは、厚生労働省の統計による17年の総出生数は94万1000人を参考とすると、16人に1人が体外受精で生まれた計算になります。 IVFを…

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