培養室

【お知らせ】不妊鍼灸勉強会-前編

 今年も残すところあと僅かとなりました。病院の近況ですが患者様の来院数や体外受精症例数が増えてきており、通常の業務に埋没し、持ち回りのブログやyoutube動画の作成の更新頻度が遅れてしまっております...  院長も保険適用に関する取材やウェビナー、学会の講演・講師等で多方面に呼ばれる事が続いており、ビル内の大規模メンテナンスも重なるため、採卵できない日や、休診となる時間帯がございます。改めて《1…

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【お知らせ】学会発表報告

 学会発表が無事に終わりました(web聴講は~23日まで)。本来であれば福岡県での開催という事でしたが、今回は完全なオンラインでの学術集会という事になりました。粛々と準備をしておりまして《前回のブログ》ファイル変換やアップロードなど、不慣れな作業もありましたが何とか進める事ができまして、僭越ながら演題発表させていただきました。       今回は当院で行う2段階採卵(DuoStim)の有用性につい…

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【お知らせ】新任医師のご紹介

 今回は9月より当院に加わりました女性医師(非常勤)についてご紹介します。お陰様で女性医師希望の初診の方も来院されるようになりましたが、改めましてHPにてお人柄など少しでもお伝えできればと思い、インタビューも含めこちらでご紹介させていただきます。  陣内医師の診察予約は毎週水曜午前となりますのでご注意ください。女性の先生と診察の中で相談したい...という方は女性医師希望の枠にてご予約下さい。今後と…

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【基礎内容】移植について

移植について  緊急事態宣言が解除され、移植を行う方が増えてきました。今回は当院での移植についてご説明いたします。  まず初めに移植する胚のグレードからお話させていただきます。当院では胚盤胞移植が第一選択となるケースが多くなっております。胚盤胞のグレード(評価)については下の図を参照ください。  当院では、胚のグレードだけでなく、KIDscoreも使い移植する胚盤胞を選定しています。       …

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【お知らせ】妊孕性温存における施設認定

 兼ねてより準備をしておりましたが、先日を以てメディカルパーク横浜は、日本産科婦人科学会より「医学的適応による未受精卵の採取・凍結・保存施設」としての認定施設となりました事を報告致します。  ここで言う医学的適応とは、化学療法や放射線治療など、悪性腫瘍(がん)の治療を行う前の対応の事を示します。がん生殖とも表現されます。  メディカルパーク横浜は、神奈川県内のクリニックとしては唯一の認定施設となっ…

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【設備技術紹介】アシステッドハッチングのお話

今回は凍結した受精卵を移植する前に行っているアシステッド・ハッチング(以下:AHA)についてお話します。 卵子の周りには透明帯と呼ばれるタンパク質の層があり、栄養の供給や受精時の精子との反応など様々な役割を担っています。受精の成立後、受精卵は成長と共に胚盤胞という形に変化していき、最終的には透明帯を破いて中身がハッチング(孵化)し、子宮内膜に着床します。すると妊娠が成立するのです。 ですがこの透明…

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【お知らせ】病院選びについて

 夏期休暇をいただいておりましたが、8月28日(金)より診療開始致します。通常の休診日同様、お預かりしていた卵・精子については培養士スタッフが出勤して対応しておりますのでご安心ください。      私も数日夏休みをいただいておりましたが、ついついスマホで情報収集をしてしまいます。良い意味でも悪い意味でも日常の一部になってしまっているので、これも考えなくてはなりません。  我々培養士と呼ばれる医療技…

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【お知らせ】妊娠成績の更新

 緊急事態宣言解除後、多くの方が移植周期に入り、それに比例して妊娠された方も増えて参りました。細かい成績が気になるという声もありましたので、現時点での移植による治療成績をお知らせいたします。現在判定待ちの方もおりますので数字は若干変動しますのでご了承下さい。    当院は、「適切な排卵誘発を使い、可能な限り少ない採卵回数での妊娠を目指す」「子宮内環境においては、ポリープ・筋腫などの着床障害因子や内…

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【お知らせ】学会について

 私たち胚培養士は各種関連学会(日本卵子学会・エンブリオロジスト学会・受精着床学会・生殖医学会etc...)などに参加し最新の情報収集を行っています。  通常は会場にてお話を聞いたり、報告をまとめたレポートを見たりするわけですが、コロナの影響によりその運営の在り方が変わって来ているようです。オフラインとオンラインを上手く組み合わせていく形が一般化するかもしれません。  そんな折ですが、今年の10月…

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【基礎内容】加齢と妊娠について

 月経周期ごとでの妊娠率をMFR(monthly fecundity rate)といいますが、不妊原因がなく、健康なカップルが避妊をしない場合、MFRは約20%です。例えばウサギは90%、マントヒヒは80%で、このことからヒトは他の哺乳類と比べてもMFRが低く、妊娠しづらいということはご存知でしょうか?     平均結婚年齢・平均出産年齢も上昇傾向となり、2011年に第一子の平均出産年齢が30歳を…

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