院長
プレコンセプションケアについて
”プレコンセプションケア“、最近この言葉をよく耳にするようになりました。文字通り、前を表す”プレ“が妊娠を表す”コンセプション“にかかっており、将来の妊娠を考えて健康をケアする、という意味になります。妊娠・出産はその多くが女性の身体にご負担をかけることでもありますので、子ども家庭庁のHPでは、「女性やカップルを対象として、将来の妊娠のための健康教育を促す取組」とされております。しかしながら、パート…
昨年のご報告と新年の抱負
2025年になりました。当院での昨年の採卵件数は1,039件、胚移植980件、人工授精604件、のべ外来患者数29,151名、初診患者数1,471名でした。たくさんの方々にお世話になりました。誠にありがとうございました。今年もさらに精進したいと思います。 さて、新年最初のブログですので、今年の予定と申しますか、抱負についてお話いたします。 ただ、何より自身の健康第一です。やや不謹慎かもしれませんが…
本年もありがとうございました。
今年ももう少しで終わりそうです。今年も無事にここまでたどり着けたことを関係した患者さん、そして支えてくれたスタッフに感謝いたします。早いもので当院も6年目に入り、今年は名称変更もありました。 今回は今年を振り返って、来年につなげるお話としたいと思います。イベントはたくさんあったのですが、かいつまんでご紹介させていただきます。 2月にはNHKの“あさイチ”に生出演させていただきました。卵子凍結につい…
計画的卵子凍結の意義
先日、私が大学時代に行ったプロジェクトのその後についての論文が学術誌に掲載さ入れました。今回は、その内容についてご説明したいと思います。(Ohno M, Kikuchi I, et. al., The importance of social oocyte cryopreservation in supporting local municipalities: A prospective stud…
ブログ復活に際しての初めの投稿
不妊専門クリニックのブログですので、再開第1回では、妊娠を目指す、という意味で、「性欲」について考えてみたいと思います。 人間が生きていくうえで必要ものとして、食欲や睡眠欲、排泄欲、呼吸、性欲の生理的欲求があると言われております。しかしながら、この中で性欲については、生命維持には不可欠ではなく、種の保存のために必要なものとなります。すなわち、「個」としての存続のみを考えるのであれば、必ずしも子供は…