【お知らせ】2021年ご挨拶

メディカルパーク横浜培養室ブログをご覧いただき誠に有難うございます。2021年も培養室からトピックを記載させていただき、お知らせや実業務・知見についてご報告させていただきたいと思います。  改めまして2020年までのブログを一部整理させていただきたいと思います。待合の空き時間等にでもご覧いただければ幸いです。 病院からのお知らせ 基礎内容 設備技術紹介  振り返ってみると、現在5名のスタッフでブロ…

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明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。 さて、すでに1月7日、今年も1週間たってしまいました。すでにご存じとは思いますが、明日から緊急事態宣言が発令されることとなりました。2回目の緊急事態宣言ですが、昨年の緊急事態宣言の際は不妊治療の延期が推奨されたこともありました。その後、学会はその声明を撤回、妊娠の時期を決めることは個人の自由であり、感染状況はその時期、地域で異なるた…

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本年もお世話になりました。

気が付けば大晦日、大変だった2020年も今日で終わりです。残念ながら、コロナ禍はまだまだ収まりそうにはありませんが、ワクチンの開発などに期待、来年は何かしらの良いニュースに期待したいと思います。医学の発展は、病原体との戦いでもあったわけですから、時間はかかるとしても、必ずや、この感染症に勝てる日が来ることを信じております。 今年は不妊領域においても、大きなニュースがありました。新政権となってすぐ、…

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【お知らせ】2020年 治療成績の更新

 今年もあと僅かとなりました。新しいトピックとしては、恐らくこちらが今年最後のブログになるかと思います。2020年度のメディカルパーク横浜体外受精治療成績をまとめたのでお知らせします。(尚、こちらは12月21日時点のものになります)。   こちらは治療実績になります。  昨年に比べ、特に卵子凍結のご相談が多かった印象があります。開院から約1年半、今年はコロナウィルスの影響もあり、様々な自粛を余儀な…

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【基礎内容】月経と基礎体温

今回は月経と基礎体温についてお話します。 月経 月経とは、「約1ヶ月の間隔で起こり、限られた日数で自然に止まる子宮内膜からの周期的な出血」です。増殖期に肥厚した子宮内膜が、排卵後の黄体から放出されるプロゲステロン(黄体ホルモン)の作用により脱落膜化変化し、分泌期となり、プロゲステロンの低下を機に脱落膜化した子宮内膜が剥離、月経となります。ヒトの子宮内膜は生殖年齢期間において約400回の増殖、分化、…

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【お知らせ】生殖医学会演題発表

この度、メディカルパーク横浜培養室から2名、上記学会へ2題の発表を無事に迎えることができました。今年はコロナ感染の拡大防止により、全ての発表がオンデマンド配信となり、Wed講演会となりました。 生殖医療としては非常に大きな学会になりますが、僭越ながら発表の機会をいただき、滞りなく終了する事ができてホッとしています。コメントを頂きましたので載せさせて頂きます。 ■テーマ1■ 「私からは、『顕微授精時…

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【お知らせ】胚培養士募集について

培養士ブログをご覧いただき誠に有難うございます。 メディカルパーク横浜では今後の業務拡大・展開に対応するため、胚培養士の募集告知を致します。 詳細は以下の要項を参照ください。 お問い合わせは y.anzawa@medicalpark-shonan.comまでお願いします。追って今後の流れについてご返信いたします。

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【設備施設紹介】妊孕性温存(がん生殖)のお話

今回は、がん患者における妊孕性温存についてお話します。    国立がん研究センターによると、一生の内にがんと診断される確率は2017年のデータによると男性は65.5%、女性は50.2%です。 2人に1人が、がんになるという確率ですが男女ともに50代から80代で増加するそうです。しかし、その中で多くはありませんが0歳から妊娠可能年齢において、がんになる可能性もあります。 もし、がんと診断されれば抗が…

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【設備技術紹介】新型培養器導入のお話

 この度、新しくインキュベーター(培養器)を導入しましたのでご報告します。体外受精を希望される患者様が増えているのですが、培養環境を低下させる事は避けなければなりません。その為の導入になります。 今まで当院で使用しているインキュベーターは2種類でした。1つは以前お話しました当院の主力となるタイムラプスインキュベーター(受精卵を厳密に管理培養するもの)、もう1つはマルチガスインキュベーター(受精前の…

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突然のTV取材

受付宛に突然、あるテレビ局からお電話がありました。不妊治療の保険適応についての取材をしたい、と。私としましては、ブログにも書きました通り、一貫して保険適応には基本的賛成の立場です。急ではありましたが、何かお手伝いできることがあれば、とお受けすることにいたしました。このようなご縁を頂くことができるのも、以前お話させていただいた当事者の会の方々のおかげでもありますし、だからこそ、会の方々の意見も含め、…

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