中学生からのインタビュー(仕事について)

先日、将来なりたい職業について調べようという、とある中学校の課題のお手伝いをさせていただくご縁がありました。具体的には、6名の女子中学生が当院に来院、私がインタビューを受ける、というものです。彼女たちが自分たちの将来についてどのように考え、また、医師についてどのようなイメージを持っているのか、私としても大変興味がありました。 彼女たちはいろいろと下調べしてからいらっしゃっており、「医師になって辛か…

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【お知らせ】ワークショップ参加

 培養液メーカーのセミナーに当院培養士スタッフで参加しました。我々培養士にとって、メーカーより専門的な情報を頂く事ができる非常に貴重な時間となりました。  セミナーのキーワードは“グロースファクター”です。Growth=成長、Factor=因子という事で、特定の細胞を増やしたり成長させたりする働きを担う物質を示します。筋トレ後、筋肉痛になって「効いてるな…」という時にも一過性でグロースファクターが…

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がん生殖医療と卵子凍結 1

白血病やがんなどに用いられる化学療法や放射線治療は、生殖腺(卵巣・精巣)にダメージを与えてしまうことがあります。治療法の種類にもよりますが、そのダメージが不可逆な場合には、不妊に繋がってしまいます。よって、めでたく治療が終了し治癒、または緩解したとしても、妊娠が出来なくなってしまうことがあるのです。一昔前でしたら、がんが治って命が助かったのであれば、妊娠は贅沢だ、などと言われたこともあるようです。…

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【基礎内容】人工授精について

人工授精とは女性の子宮内に人工的に精子を注入して授精させる生殖医療技術のことです。「人工」という名前がついているので患者さんの中には、人工的なものは行いたくないと不安になられることがありますが、受精自体は患者さん本人の卵管で行われるのでほぼ自然妊娠と考える事ができます。 どのような方が対象になるか 一般的には精液所見不良(乏精子症、精子無力症、乏精液症など精子の数が少ないor精子が動いていない)や…

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学会ガイドライン

先日、日本産科婦人科内視鏡学会のガイドラインが届きました。作成に委員として協力いたしましたので、学会からお送りいただいたようです。 ガイドラインの作成ですが、それは大変な作業です。今回委員を務めさせていただいた内視鏡のガイドラインは、5年前に用いられたMINDSというシステムから、GRADEという比較的新しいシステムに変更されて作成されました。MINDSシステムでは、論文のエビデンスレベルに基づき…

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AMHと不妊

AMH(アンチミュラー管ホルモン)という採血項目があります。数年前に脚光を浴びたことがあり、お聞きになったことがある方も多いかもしれません。当初、“不妊かどうかが採血でわかる”、と過大評価されてしまった経緯があるのですが、基本的に現在では卵巣内に残っている卵子の数(卵巣予備能)のひとつの指標と考えられています。個人差も大きく、年齢とともに低下しますが、特に不妊分野においては、排卵誘発に対する反応を…

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産婦人科の4分野と内視鏡手術

産婦人科は4つの専門に分かれます。まずは産科領域、妊娠・出産が専門であり、それらにまつわる合併症など、妊婦さんを診療する分野です。産婦人科の特徴のひとつでもあり、誕生の瞬間に立ち会い、本当の意味での“おめでとう”が言える分野でしょう。病気を治す、という仕事である以上、他科ではあり得ない喜びがあると思います。 続いて、悪性腫瘍、すなわち、癌の治療の専門です。手術と化学療法を組み合わせ、癌治療に専念す…

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海外事情

医療制度はそれぞれですので、国によって受けられる医療が違います。体外受精まで保険適応となる国もあれば、我が国の様に自費診療となる国も多いようです。 我が国における国民皆保険制度は、1958年から始まった、世界に誇る素晴らしいシステムです。すべての国民は、保険証一枚で基本的に3割の負担でどこでも治療が受けられます。 例えば、医療費が高いと言われている米国では、その患者さんが加入している民間保険の種類…

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【お知らせ】第三回横浜男性生殖医学研究会

当院培養士スタッフで横浜男性生殖医学研究会に参加させていただきました。男性学(男性不妊症・男性性機能障害・アンドロロジー全般)に関する内容で、大変学ぶ事が多く有意義な時間となったと感じます。 不妊といいますとどうしても女性側に注目されやすい世界ですが、不妊症の原因は「男性のみ:24%」「男女 両方:24%」、即ち男性と女性の半々に不妊の原因があるとWHOは報告しました。また、厚労省では平成9年度と…

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【お知らせ】培養室ブログ開設しました

この度、メディカルパーク横浜の培養室より、不妊治療に関するブログを開設いたしました。 不妊治療に関する「学術的な話」だけではなく、HPでは見えない「当院における設備・特徴について」「培養室からのご案内」など、お伝えできればと考えております。 見苦しい所や至らぬ点などあるとは思いますが、閲覧される皆様に有益なものとなるよう運営できればと思いますので今後とも何卒宜しくお願い致します。

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