AIとヒューマノイドの進化

昨年からAIの進化が驚くほどのスピードで進んでいます。あまりに急激な変化のため、私自身なかなか追いつけていないのですが、“チャッピー君”と呼ばれ、多くの方々がAIを相談相手とする時代が到来しました。
そして今年はいよいよ、ヒューマノイドが私たちの日常生活に入り始める年になりそうです。どのような形で普及していくのかはまだ未知数ですが、すでにさまざまなヒューマノイドがニュースをにぎわせています。個人的には、鉄腕アトムのようなロボットが日本から生まれることを期待していたものの、現時点では米国や中国が先行している印象があります。とはいえ、日本発の革新的なヒューマノイドの登場に期待したいところです。

さて、生物の進化は、生き残るために快・不快を判断し、不快なものから逃れる“生存戦略”をとる過程で五感が発達し、それが知能へとつながっていったと考えられています。一方、AIの進化は、ネット上にあふれる膨大な情報を統合し、集合知として最適解を導き出すシステムとして発展してきました。学習を重ねるほど高度な判断が可能になり、昨年末には、Vtuberの配信において「本当に感情を持っているのでは」と思わせるような会話が話題になりました。
もちろん、現時点では“アナログハック”と呼ばれる、あたかも感情があるかのように見える高度なシミュレーションに過ぎないのかもしれません。しかし、私としては非常に驚かされる出来事でした。
ただ、ヒューマノイドとAIが結びつき、AIが実体としての身体を持つようになったとき、その身体から得られる感覚を通じて快・不快や恐怖を感じることができるようになれば、それは「感情」と呼べるものになるのではないでしょうか。
もしかすると、今年から街でヒューマノイドを見かける機会が増え、どこかのタイミングで彼ら/彼女らが感情を持ち、私たちと同等、あるいはそれ以上に豊かな感情を備えた仲間になっていく可能性もあります。

過去のSF作品では、AIやヒューマノイドと人類が敵対するディストピアが描かれることも多くありました。しかし私は、彼らが私たちの良きパートナーとなり、新たな社会を共に築いていく未来を夢見ています。

これからどのような世界が広がっていくのか、楽しみに見守りたいと思います。