皆様、今年一年誠にありがとうございました。
本日で2025年も締めくくりとなります。メディカルパークみなとみらいは先週末に仕事納めを迎えましたが、今年も大きな事故なく無事に一年を終えることができました。通院いただいた患者さんのご協力、そして日々尽力してくれたスタッフのおかげです。院長として心より感謝申し上げます。
さて、2025年の不妊治療の実績をご報告いたします。
採卵件数は卵子凍結を含め 1,274件、胚移植は 994件(2段階ETの1段階目は除外)、AIHは 657件でした。
また、当院では子宮内膜ポリープに対する日帰り手術も行っており、今年は 124件を施行いたしました。
年間のべ患者数は 33,687人と、過去最高となりました。
副院長の北野先生をはじめ、非常勤の先生方にも支えていただき、ここまで多くの患者さんに選んでいただけるクリニックへと成長できたのだと感じています。
今年は診療以外にもさまざまな出来事がありました。
年初には新聞取材、春には東京MXテレビへの出演、生殖医学会シンポジウムでは座長を務めさせていただきました。
5月には不妊カウンセリング学会を会長として開催し、私のテーマの一つである「プレコンセプションケア」を軸に活発な議論ができました。その中で「サクセスフルエイジング」という言葉に出会い、大きな刺激を受けたことも印象深い出来事です。
夏には田中理事長に慰労会を開いていただき、スタッフの頑張りに改めて感謝を伝える機会となりました。
そして年末には聖路加国際病院との合同プレスリリースもあり、振り返れば本当に話題の尽きない一年でした。
多くの患者さんに信頼いただき、またメディアや学会を通じて情報発信の機会も増え、クリニックとして大きく成長した一年だったと思います。その一方で、こうした規模のクリニックの院長として、より一層身の引き締まる思いでもあります。
今年の実績に驕ることなく、来年もスタッフ一同、より良い医療を提供できるよう精進してまいります。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。


