生殖医学会に参加して

通常、生殖医学会(JSRM)は11月に開催されますが、今年は国際学会のIFFSとの合同開催のため、4月の開催となりました。前回から約半年、次回まで1年半が空くことになりますが、国際学会ならではの熱気に刺激を受ける貴重な機会となりました。

国内のみの学会と比較すると、やはり国際学会との合同開催では国内外から多くの参加者が集まり、例えば企業展示ブースの規模も圧倒的に異なります。今年はJSRMが70周年、さらにIFFSの日本開催は54年ぶりという節目の年でもあり、会場の盛り上がりは想像を超えるものでした。

私自身、JSRMのシンポジウム座長を務める機会をいただき、28日の月曜は北野副院長に外来をお願いして参加しました。仕事の証として、当日の写真も掲載したいと思います。ご一緒した先生方は非常にご高名で素晴らしい方々ばかりであり、その場に立ち会えたこと自体が大変光栄でした。

学会の詳細については、おそらく培養室ブログでアップされると思いますので、ここでは深く触れませんが、一線を退いた私でもなお、生殖医療の発展に貢献できる方法を模索しています。

医療現場で働かせていただく以上、患者さんから学んだことを学会や論文で発表し、他の医療従事者と共有することは非常に重要だと感じています。今年もすでに半分が過ぎようとしていますが、年内に何か論文を作成しなければ—と改めて考えさせられた学会となりました。