【お知らせ】2023年 治療成績

本日は、メディカルパーク横浜2023年の治療成績をお知らせしたいと思います。

こちらは2019年から2023年の治療実績です。2022年は4月から不妊治療が保険適応となったこともあり、採卵件数が大きく伸びています。2023年も2022年に引き続き、採卵件数1172件と多くの採卵を実施しました。

次に2023年に単一胚移植を行った方の妊娠率と平均年齢です。

化学妊娠とは血液検査で妊娠判定が+になったが、その後成長が進まずエコーで胎嚢(赤ちゃんを包む袋)が確認されなかったものを指し、臨床妊娠とは妊娠判定+に加えて、胎嚢が確認されたものを指します。

よって、化学妊娠率の値のほうが大きく出ます。

2021年に日本産科婦人科学会が発表している臨床実施成績と当院成績を比較しても

良好な成績を出しており、患者様により安心して治療を受けていただければと思っております。

次のグラフは2019~2023年の年齢別胚移植当たりの妊娠率です。(2段階、初期胚移植は除く)

こちらは良好胚(胚グレード3BB以上)を対象として、成績を出したものとなります。

胚移植当たりの妊娠率とは1回の移植で妊娠をしたか否かの割合です。

下の表の数値の見方としては、妊娠率(妊娠した周期数/移植した周期数)で表記しております。

これらの結果から、移植時の年齢が若いほど妊娠率が高くなることが読み取れます。

不妊治療専門クリニックは婦人科に比べて受診しづらいと思われる方も多いかと思いますが、不妊治療を少しでもお考えの方はお気軽にクリニックにお越しください。

今後も培養室は、より良い技術を皆様にご提供できるよう励んでいきたいと思います。