【お知らせ】日本受精着床学会演題発表

この度、メディカルパーク横浜培養室より第41回日本受精着床学会総会・学術講演会へ1演題の発表を行いました。受精着床学会は生殖医療の中では大きな学会の1つであり他施設の先生や培養士の方々と最新の情報共有をすることも出来ました。

演題内容は『胚移植時の子宮形状が妊娠成績に与える影響についての検討』です。

胚移植時の子宮内膜の形は個人差のみならず月経周期ごとにも異なるのですが、今回の検討では特定の形状において高い妊娠成績が得られることが認められました。しかし、なぜその形状において妊娠成績が高くなるのかについてや、どのような条件下でその子宮形状が形成されるのかは現時点では明らかになっておりません。この点においては、今後データを蓄積し検討していければと考えております。

今回の発表につきましては、菊地院長をはじめ、当院スタッフの皆様の協力があってこそ成り立ったものです。この場をもって感謝の言葉とさせていただきます。また、今後も日々の治療で得られるデータを蓄積・分析し現場に還元するとともに、学会で得られる最新の情報をもとに培養成績・妊娠率の向上に繋がるよう努めさせていただきます。