【お知らせ】病院選びについて
夏期休暇をいただいておりましたが、8月28日(金)より診療開始致します。通常の休診日同様、お預かりしていた卵・精子については培養士スタッフが出勤して対応しておりますのでご安心ください。
私も数日夏休みをいただいておりましたが、ついついスマホで情報収集をしてしまいます。良い意味でも悪い意味でも日常の一部になってしまっているので、これも考えなくてはなりません。
我々培養士と呼ばれる医療技術者も、SNSやウェブラジオなどで個々が色んな情報を自由に発信する時代になってきたことを感じます。Twitterでの考察や、体外受精についての説明、中には培養士の給与についても公開されていました。
ブログテーマに戻りますが、皆様は不妊治療を受ける際にどの様に病院を選んでますか?今回は病院選びについて、書き連ねてみたいと思います。
NPO法人Fineによる最新のアンケート結果では① 病院選びに迷った経験がある人は(77%) 、②病院を選ぶうえで知りたい情報は実際の患者の声・評判(80%)、治療費用(74%)、治療成績(72%)、 ③転院した経験のある人は53%、検討中・検討したことはある人を含むと65%、となったそうです。
病院選択については、最終的にはご自身が決める訳ですが、選び方・考え方については様々な意見があり何が正解かは分かりません。「是非メディカルパーク横浜へ!」というのは簡単ですが、全ての施設の実情を把握している訳でもないため、それも無責任と取られても仕方ないのかなと感じます。
そんな中、SNSで病院選びについて培養士目線で客観的に分析されているページを目にしました
《リンク先はこちら》。
冷静に病院選びに対して切り込んでおり、大変参考になりました。
*サイト運営者様より参照の承諾をいただいております
ページ内容と当院を照らし合わせてみますと...
- 当院は刺激周期から自然周期まで幾つかの刺激法を用いています
- 他院との治療成績を参照する場合は融解胚盤胞移植のデータと比較すれば大丈夫だと思います
- 当院培養室は湘南台本院(年間採卵件数1500前後)からの異動スタッフをコアメンバーとしており、一定数の経験ノウハウを現場に落とし込んでいます
- 口コミについてはまだ多くはありません。賛否結構ですので是非コメントいただければと思います
- 診療日について、日曜日は休診となっております。祝日と土曜は診療しておりますのでご了承いただければ幸いです
少なくとも、どこの病院においても培養士が真摯に業務にあたっているという事は間違いありません。
当院の初診患者様で最近の傾向としては「横浜 不妊 婦人科」などのキーワードで検索して、HPを閲覧し選択いただいている方が多いようです。それでは実際にHPを見て、どの部分に共感いただき受診されたのでしょうか。
院長の実績・印象でしょうか、培養室の設備でしょうか、アクセスの良さ、妊娠成績、新しい技術導入や学会発表など具体的な治療成績改善への姿勢でしょうか...どこかのタイミングで直接ご意見を伺えればなぁと思っています。
メディカルパーク横浜培養士スタッフも、より信頼され得るよう診療開始後も頑張っていきたいと思います。
繰り返しになりますが、夏期休暇明けの診療は 8月28日(金) より開始となります。
今後ともどうぞ宜しくお願い致します。