【お知らせ】受精着床学会演題発表
この度、メディカルパーク横浜・培養士1名から7月に行われた第39回日本受精着床学会総会・学術講演会へ1演題の発表を行いました。
報告が遅くなり申し訳ありませんが、前年と同じくオンラインでの発表となりました。
無事終了しましたことをお伝え申し上げます。
生殖医療の中では大きな学会の1つですので緊張しましたが、先生、スタッフ皆様のおかげで1つの発表演題として形にすることができました。良い経験ができ、とても感謝しております。
演題内容としましては「リコンビナントヒアルロニダーゼにおける裸化処理は培養成績に効果をもたらすのか」についてです。
動物から抽出されたヒアルロニダーゼ(採卵した卵子に付着している卵丘細胞をICSI前に取り除くための培養液のことです)よりリコンビナント(遺伝子組み換え)ヒアルロニダーゼのほうが培養成績によい結果を招くという内容です。
卵子・胚培養では培養液も重点を置くべき1つだと再認識し、より良いものを選び続けることで培養成績の向上へ繋がるようこれからも精進していきたいと思います。