培養室

【お知らせ】新しいスタッフが増えました!

2025年3月卒業の新卒スタッフが、4月に入職し4ヶ月が立ちました。 本年は2名のスタッフを迎え、お互いに切磋琢磨しながら培養室で業務に励んでいます。 試用期間も終了し正式に培養室スタッフの一員となりました二人に、それぞれコメントをもらいました。

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@Linkアプリ・メールアドレス登録のお願い

当院では、凍結保存期限の前日にお知らせメールが自動送信されるようになりました。 対象は、2024年以降に胚盤胞・卵子・精子の凍結保存を開始した方、または凍結更新手続きを行った方のみとなります。 2023年12月31日より以前に凍結保存を行い、保存の終了または更新手続きを行っていない方は対象外となりますのでお心当たりのある方は至急当院までご連絡ください。 凍結保存期限のお知らせメッセージ・メールの受…

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DFI(DNA Fragmentation Index)検査について

近年、不妊治療や妊活に取り組むカップルの中で「男性側の検査」の重要性も少しずつ知られるようになってきました。しかし、「精液検査をして異常はなかった」と言われても、なかなか妊娠につながらない…。 そんなケースも少なくありません。 その原因は「精子のDNAの質」にあるかもしれません。今回は、そんな見た目ではわからない精子の中身を調べる【DFI検査】について、ご紹介したいと思います。 DFIとは…?ー精…

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SEET法について

SEET法(子宮内膜刺激移植法)とは、、 自然妊娠では、卵管の中で受精し、卵割を繰り返しながら卵管から子宮へと移動していきます。この時に、胚からのシグナルを受けて子宮内膜は着床環境を整え、胚を受け入れる準備をしています。 しかし、体外受精の胚盤胞移植ではそのシグナルを送るタイミングがない為、着床不全の原因になると考えられます。 それを改善するためにできたのが今回ご紹介するSEET法です。 方法 胚…

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【お知らせ】2024年 治療成績

メディカルパークみなとみらい2024年の治療成績をお知らせ致します 治療実績 下記のグラフは2019年から2024年までの治療実績です。2022年4月から不妊治療が保険適応となって以降、当院では3年連続で採卵件数1000件を突破しております。また融解胚移植件数も年々増えております。 妊娠率と出産率 2019年~2024年 次の表は開院から2024年までに施行した*単一良好胚移植の化学妊娠率、臨床妊…

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当院での精子凍結について

院長のブログでも紹介がありましたが、2024年6月より精子凍結が保険適応で行える・併用できることとなりました。ではどのような時に保険診療または自費診療になるのでしょうか。 精子凍結を行う場合 当院では・・・ このような時に、精子凍結を行っています。保険診療の対象は3.と4.になります。 また、1.2.5.の場合は自費診療になりますが、ARTだけでなく精子所見が良好の場合人工授精においても使用できる…

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【お知らせ】第69回日本生殖医学会学術講演会演題発表

この度、当院の培養士2名が11/14-15にポートメッセ名古屋で開催された、第69回日本生殖医学会学術講演会・総会でポスター発表を行いました。今回は、現地開催+一部発表を後日オンデマンド配信という形で開催されました。 生殖医学会は私たちの分野で大きな学会の一つであり、数多くの演題が発表され、多くの来場者で賑わっていました。 それでは、当院から発表した2演題について簡単に紹介したいと思います。 1つ…

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無精子症・精巣内精子採取術(TESE)について

今回は無精子症・精巣内精子採取術(TESE)についてお話させていただきます。 無精子症とは...? 普通に射精は可能であるにも関わらず、精液中に精子を認めない状態です。 100人に1人の男性は無精子症であると言われており、男性不妊の10人に1人は無精子症である可能性があることが分かっています。            次に無精子症の種類についてです。無精子症は閉塞性無精子症(OA)および非閉塞性無精…

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「-196℃のゆりかご」について

今回は当院の菊地院長が医療監修をおこないました、藤ノ木優先生執筆の「-196℃のゆりかご」についてお話したいと思います。 あらすじは小学館のホームページより転載します↓↓ 母はなぜ、義母だと嘘をついたのか 明日見つむぎはごく幼い頃に父と母を亡くし、母方の親戚である奈緒に引き取られた。奈緒は心に不調を抱えながらも「義母」としてつむぎを懸命に育てる一方、心の距離を取ることにはこだわり、「母」と呼ばれる…

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月経痛VRイベント体験報告

今回は4月に横浜のパシフィコノースで開催されました、日本産科婦人科学会で体験した月経痛イベントについてお話させていただきます。 日本産科婦人科学会は非常に大きな規模で開催されており、生殖医療以外の分野についても学ぶことができて、とても勉強になりました。学会ではそれぞれの病院やクリニックで検討したことを発表する講演ブースとは別に、企業が商品を学会参加者にアピールする企業ブースがあります。その企業ブー…

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