【お知らせ】凍結液アップグレード

 2月よりメディカルパーク横浜院での凍結液がアップグレードされます。  アップグレードされる凍結液については、世界最高クラスの改良組成を行っておりその安全性・効果は凍結史上最良の実績を得ているそうです。  本来、卵を凍結融解すれば少なからずダメージが加わる事が自然な考えかと思います。即ち高い生存率であることは卵へのストレスも僅かで済むという事を示唆していると考えられます。  開発者である桑山博士は…

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【お知らせ】学会参加報告

 先日、お時間をいただき学会に参加して参りました。日本臨床エンブリオロジスト学会と呼ばれる学会で、胚培養士(エンブリオロジスト)によるエンブリオロジストのため学会となっています。専門職である我々の技術をブラッシュアップすべく、御高名な先生方によって運営されており非常に多くの価値ある情報を持ち帰る事ができました。    1/13の体外受精説明会では参加者の方に所感をお伝えしましたが、改めてこちらで報…

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胚移植

体外受精の手技の中で、最も重要なもののひとつが胚移植だと思います。文字通り、子宮内に体外受精で得られた胚を移植する手技であり、ただ単に胚を子宮に入れるだけではありますが、繊細な技術が要求されるものです。良好胚が簡単には得られない患者さんも多く、次の可能性に賭けることが困難な方もいらっしゃるわけですから、我々も神経を使わねばなりません。まさに真剣勝負、です。 ガイドラインや教科書に書かれていることは…

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【基礎内容】培養液について②

昨年12/21に載せました「培養液について①」の続きです。 前回は実際に使用している培養液についてご紹介しました。 今回は培養液とセットで使用するミネラルオイルと移植用の培養液をご紹介します。 少量の培養液(ドロップ)は、外気に触れることで劣化を起こしてしまいます。そこで登場するのがミネラルオイルです。 利点として培養液のpH変動を防止し、また培養液からの水分の蒸発を最小限に抑えること、配偶子や胚…

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大学病院と医師の働き方改革

私はメディカルパーク横浜の院長に就任する前は大学病院に勤務しておりました。最後のポジションは先任准教授(旧助教授)であり、次のステップとして教授になる可能性もありました。メディカルパークに異動する際大学には、私の本当にやりたいことのみに集中したいという我儘を聞き入れていただいたと考えておりますので、大学には感謝こそあれ、ネガティブな感情はありません。 しかしながら、昨今の報道で大学病院のあり方が今…

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明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

2020年、本年もよろしくお願いいたします。 この前のブログは年末に年明けに向けてのものでしたが、今回はそれを受ける形で、私自身の今年の抱負と、クリニックの展望について触れたいと思います。 初めに、当院の今年の目標について申し上げます。 治療成績向上のための技術、機器の導入 何より昨年の反省点を改善していくことは必須だと考えており、プロトコルや手技の見直しを行ってまいります。さらに、新しい培養液や…

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今年は誠にありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。

2019年も終わろうとしています。タイトルでお気づきの方もいらっしゃるとは思いますが、当院は本年5月改元とともにオープン、約7か月で年の瀬を迎えることが出来ました。もし、来年も同じ時期にブログを書いているとすれば、「今年もありがとうございました。」となると思いますが、今回のみ、「今年は・・・」とさせていただいております。 私にとってのこの一年は激動の一年となりました。大学ではそれなりに仕事をさせて…

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【お知らせ】2019データ

当院も5月に開院して約半年が過ぎようとしております。節目を迎えるにあたり、これまでに得られた情報を集計してみました。 今回は2019年集計データ(5/15~12/27まで)をお示しします。当院へ通院されている方、又は通院を検討される方において、何か参考になるデータとなれば幸いです。          今年も残すところあと僅かとなりました。闇営業とか、ラグビーとか、タピるとか、色々な話題で賑わいまし…

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【基礎内容】培養液について①

身体の中で起こる受精の場は“卵管(卵巣から子宮までの卵の通り道)”です。したがって、培養液とは、卵管から子宮までに分泌される成分を模倣し、受精の場である卵管に存在している栄養素が含まれている液になります。 <培養液が使われるケース(用途に応じて使う培養液の種類が違います)> ヒト血清アルブミン等の生物由来成分や抗生物質を一切含まない、採卵時の卵子の洗浄用メディウムです。Heparinが含まれている…

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日本内視鏡外科学会

12月5日から7日までの3日間、日本内視鏡外科学会がパシフィコ横浜で開催されました。この学会は、内視鏡で手術を行うすべての科を横断するような学会で、他科領域の お話が聴けるだけでなく、他科の先生方と交流できる会であり、私の大好きな学会のひとつです。 本年5月にクリニックをオープンしてからは、なるべく休診日を作りたくなかったこともあり、特に遠方での学会参加は控えてきたのですが、学会場が徒歩圏内でした…

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